10年ぶりに相棒を替えることにした。相棒というのは、手帳のこと。正確に言えば、手帳カバーなのだけど。
私にとって、この大きな手帳は右腕とまではいかなくてもものすごく大切なものだ。
振付等のネタ帳はまた別にあるけれども、日々のレッスンでの流れや強化点はもちろん、出欠等の変更、フォーメーションの案、ありとあらゆる「小さな小さな大切なこと」がメモのように殴り書きされている。
私はこのブログ以外はSNS等もやらないのでアナログな方かもしれない。
今は便利になってスケジュール管理などは、自動的にスマホに表示されたりするのだけど、思いついたことはこの手書きの手帳に残さないと、忘れてしまって、一度ふと閃いたことは、思い出そうと思ってもなかなかまたやってきてくれないので、この仕事をし始めてから10数年ずっとずっと、この手帳を愛用している。
1日に1ページあるので、毎日色んな人に出会い、レッスンをして、クラスごとに進捗等やケアしたいことを考える私のような人間にはとても便利なのだ。
イベント等や、やりたい大きなことがある場合は、逆算的にこの時期にこれを仕込もうとかそういう中長期的な計画も立てられる。
そして10年前にヌメ革のカバーに替えてからは、毎年中身だけを入れ替えてきた。
10年使うと、雨に濡れちゃったこともあるし、見てのとおり、間違えて物を上に載せちゃって丸い円のシミも出来た。鍋敷きにした感じ出てるが、鍋敷きにはしてない(笑)
10年経ったので、一つまた新しいステップに進もうと思って、新しい時代の令和にもなったし、お疲れ様という意味でも今回(来年から)新しい相棒にバトンタッチすることにした。
ヌメ革の君は、来年からはお家でゆっくりと休んでもらおう。
10年間、毎日毎日、毎年毎年、私を支えてくれて本当にありがとう。
そして、黒革の君とは、これからみんなと一緒に起こる色んなことをともに考えて、また色んな人に出会っていきたいと思います。
どうぞよろしくね。

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